黒の世界
ソウキが部屋から出て来て、その腕に栞さんが自分の腕を絡ませる。


その手つきがなんだか慣れていて、妙な気分になった。



…やっぱり、デートだ。



4歳の差を感じさせないお似合いな二人。



「オイ」



「……」



「…ナナ?」



「……」


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