黒の世界
「じゃ、黒龍の事教えて?」



「全部…っすか?」



「うん、全部」



「じゃあ…黒龍が族だっていうのは知ってますか?」



「それは知ってるに決まってるでしょ」



私がそう言うと、



「すいません…」



コウタが何故か私に謝る。



「なんで謝るの?」



「いや…ナナさんの事バカにしてしまったかと思いまして…」

……。


今の発言の方がよっぽど傷つくよ。

< 128 / 260 >

この作品をシェア

pagetop