黒の世界


「まぁ、いいや。続けて?」



「はい。えっと…黒龍は、今のソウキさんで10代目になります。もう歴史が結構長いので、ここら辺じゃ有名っすよ」



「へぇ…今どき族ね…なんでコウタは黒龍に入ろうと思ったの?」



そう聞くと、



「そりゃ…男の浪漫っすかね」

照れ臭そうに答えた。

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