☆車椅子のお姫様?!☆
浴衣
「明日お祭りどうする?」
「あー、車椅子でいく?」
放課後の部室で親友の由紀と話していた。
「うん。いつもごめん」
「や!全然〜」
ケラケラと笑う由紀は本当に優しい奴だと思う。
確かに
人一倍明るくしたり、
流行にのったり、
障害者として生きたくない私は
それなりに努力もした。
だけどこんな理解があって
よくある哀れみの眼がない友達と沢山出会えたことは
多分私の人生でものすごく
宝物なんだ