心の中の宝物
「だ、誰?桜をそんな気持ちにさせた人は。」
みなみすごくテンション上がってるし(笑)
「誰だと思う?」
私は絶対に答えられるはずもないみなみに聞いてみた。
「んー」
みなみは真剣に考えてる。
かわい♪
「コウちゃん?」
「違う。」
「た、たけちゃん?」
「んな訳ないじゃん。」
「わからないー桜他に仲良い男子いたっけ?」
「さ?」
私はこの状況を楽しんでいた。
今までこんなのなかったし・・・
「降参。教えて?」
みなみは両手を挙げて降参のポーズをとる。
「誰にも言わない?」
「言うわけないじゃん。」
「実はねー」
私は手招きをする。