心の中の宝物
私は目を覚ますと視界には真っ白な天井。
ここ・・・どこだろう。
まだ意識がもうろうとする。
その時聞き覚えのある声が聞こえた。
「桜!?」
「・・・みなみ。」
「良かったー」
「俺先生呼んでくるわ。」
私の横には涙を流すみなみと心配そうな顔をしたコウちゃんがいた。
―がらっ―
「夢梨さん。目覚ましたって」
この声・・・神崎先生?
声のした方を見ると神崎先生とその後ろに白衣をきた先生武がいた。
白衣を着た先生はみなみと反対の隣にきて座った。