心の中の宝物
『生徒の皆さん。新三年生から順に体育館に集まってください。』


「いこう?」

「うん。」

「担任誰やろうな?」

「優しい先生だったらいいよね。」

「かっこいい先生がいいな♪そんで-恋に発展させるの!」

「みなみ~俺どうなんの?浮気はあかんで?てか、好きなったらあかんで?」

「え~好きになるのって自然じゃん?だからわかんないなー」

「みなみ~」

「冗談だって」

「あはははは。」


私たちはたわいもない話をしながら体育館に向かった。


この時は知るはずもなかった。

まさか、この時から私の恋がはじまってたなんて・・・

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