心の中の宝物
数時間後私の色は金になった。

亜美は『双子みたいだな。』っと喜んでくれた。


「プリクラ撮りたい!」

私の発案でプリクラを撮ることになった。


亜美との初プリ♪

携帯にでも貼っておこう。

出てきたプリクラを見て私はそう思った。

でも先に行動に移したのは亜美だった。

「あははははは。」

「え?どうした?」

「だって私も一緒のこと考えてたから・・・」

「じゃあ一緒のとこに貼ろう?」

「うん。」

私たちは携帯の裏に貼った。


もうあれから2ヶ月。

みなみとかからのメールも最初の方はよくあったけどもう今はない。

一人を除いては・・・

そう。

コウちゃんだけは毎日メールをくれた。

今日は何があったとかの日記風のメールが毎日送られてくる。

私は返事を返したいと思ったけどしなかった。

この生活が壊れるのは嫌だったから・・・


でもあの日あなたに会ってしまった。

あなたはすっごく怒ってたね。

でも私を心配してくれたんだよね。

あの時は怖くてむかついて・・・

私のことなんかほっといてほしかった。

でもやっぱり少し誰かに止めてほしい気持ちもあったんだ。



< 51 / 187 >

この作品をシェア

pagetop