心の中の宝物
その日も私は亜美と一緒にコンビニで溜まっていた。

「もう桜は最初会ったイメージとは全然違うね。」

さおりがふとそんなことを言った。

「本当?でもあの時は真面目すぐたでしょ?」

「まあうちらとは違う感じだったね。」

「俺は今もかわいいけど前もかわいかったな♪」

「もうシンったらー冗談やめてよ(笑)」

「本当なのに~桜ちゃん信じてくれません。シン君しょーく↓」

シンは相変わらずテンションが高い。

見た目は怖いけど・・・

「でも私・・・「夢梨さん?」

私が言いかけたときいきなり名前を呼ばれた。

聞いたことのある声。

私はおそるおそる振り向いた。


視線の先には・・・あなた。

神崎先生が立っていた。

私は固まった。


せん・・・せ・・・い。



< 52 / 187 >

この作品をシェア

pagetop