心の中の宝物
「えっ?」
「何歳?」
「今年23になります。」
「わっかー」
っと言う声があちこちから聞こえる。
「教科何?」
「数学です。」
「じゃあ~。」
いろんな人から質問が飛び交う中私はどうでもいいやって感じで先生を見ていた。
「早く終わって欲しいね。」
「ねー」
みなみとそんな話をしていると斜め前の武が手をあげた。
「せんせ~い。」
「何でしょうか?えっとー」
名簿をぺらぺらめくる先生。
「宮野武やで。あのさーお願いあんねんけど・・・」
「何でしょうか?」
「席替えしてくんない?」
「えっ?」
先生じゃなくてコウちゃんが声をあげる。
武ってこんなところが優しいよね。
「席替えは・・・もうちょっと待ってください。」
「いつまで?」
「えっと・・・僕が名前を覚えるまででもいいでしょうか。」
「早く覚えてよね。」
「わかりました!」
先生ってなんかおどおどしててあんま好きじゃないかも・・・。
「何歳?」
「今年23になります。」
「わっかー」
っと言う声があちこちから聞こえる。
「教科何?」
「数学です。」
「じゃあ~。」
いろんな人から質問が飛び交う中私はどうでもいいやって感じで先生を見ていた。
「早く終わって欲しいね。」
「ねー」
みなみとそんな話をしていると斜め前の武が手をあげた。
「せんせ~い。」
「何でしょうか?えっとー」
名簿をぺらぺらめくる先生。
「宮野武やで。あのさーお願いあんねんけど・・・」
「何でしょうか?」
「席替えしてくんない?」
「えっ?」
先生じゃなくてコウちゃんが声をあげる。
武ってこんなところが優しいよね。
「席替えは・・・もうちょっと待ってください。」
「いつまで?」
「えっと・・・僕が名前を覚えるまででもいいでしょうか。」
「早く覚えてよね。」
「わかりました!」
先生ってなんかおどおどしててあんま好きじゃないかも・・・。