心の中の宝物

――次の日


私たちは街に出かけた。




別に最後のお別れじゃないけどやっぱり毎日会えないのは寂しい。




「この服桜に似合うよ。」


今はこの街で一番大きいショッピングモールに来ている。



「え?どれ?」


その服はワンピースだった。



「可愛すぎない?」

「そんなことないよ。絶対似合うって。」

「じゃあ試着してみよっかなー」


私は試着室に向かった。



亜美が似合うといってくれた服。


絶対着こなしたかった。




あっ

でも普通に可愛いかも・・・♪




「亜美ーどうかな?」


私は他の服を見ていた亜美を呼ぶ。



「おっかわいいじゃん。」

「うん。私もちょっと気に入ったかも♪」

「買っちゃいなよ。それで次のデートの時に着てきて!」

「うん(笑)」


私は買うことに決めた。
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