月華に散りゆく者達
「そうなのか?」

 総司が聞く

「そうよ、好きな人を想って作った歌よ」

 キンが笑顔で言う

「どんな歌だ?聞かせろよ」

 歳三が言う

「良いわよ?これが詩よ」

 そう言うと紙を出すキン
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