月華に散りゆく者達
「おい!そこのガキ!!お前の後ろに居る奴と運んでる物を置いて行きな!」

 突然知らない男が出て来て言う

「お前五介さんを良く思ってない陶芸家の差し金だな!!誰が置いて行くか!」

 総司が言う

「なら死んで貰う!!俺は強いぞ!!はっ!」

 そう言うと刀を抜き構え走り出す

「ふっ!」

 総司が鼻で笑い構えずにじっとしている

「どうした?怖くて動けないか?俺の早さはこんなもんじゃないぜ!」

 そう言うと消える敵

「よっ!」

 総司は消えた敵を刀を抜きいとも簡単に吹き飛ばす

「ぐあ!何故攻撃を見きった?」

 後ろに吹き飛び悲鳴をあげて立ち上がり言う

「くっくっく、自慢の早さも俺には凄く遅く見える!残念だったな俺に通じなくて」

 総司が笑いながら言う

「くそっ!ならこれはどうだ!!」

 そう言うと走り出し刀を振り下ろす

「甘いな!」

 そう言うとガード体勢に入る

「甘いのはお前だ!」

 そう言うと瞬時に振り落としてる刀を止め右からの攻撃に切り替える敵

「ふっ!そんなだまし見きっている!!でや!」

 そう言うと左腕で刀を弾いて刀を上から振り下ろし攻撃する

「ぐあっ!」

 攻撃を食らい悲鳴をあげると倒れて気絶する敵

「さぁ行こうか」

 総司が笑顔で五介に言う

「わおっ!総司はとても強いんだね」

 五介が感心して言う
< 163 / 302 >

この作品をシェア

pagetop