月華に散りゆく者達
「はっ!でやっ!」

 庭で修行する歳三と鉄之助 

「おーい!二人共!任務だ!行くぞ!」

 修行中の二人に声を掛ける総司 

「任務か?」

 歳三が手を止めて聞く 

「ああ、九条と言う奴を倒して組織に連れて来るのが任務だ!カードは使わないが剣術が優れていて三人でも倒せないかもしれない強敵だ!」

 総司が真面目な顔して言う 

「ならお前が負けたら勝ち目が無くなる訳か」

 歳三が真面目な顔して言う 

「何でだよ?」

 総司が訳を聞く

「俺達三人の中で一番強いのは総司、お前だからお前が負けたら勝ち目が無くなる」

 歳三が真面目な顔して言う 

「大丈夫だよ、俺がやられても二人は強いから必ず倒してくれるさ」

 総司が笑顔で言う 

「だと良いけど」

 歳三が言う 

「兎に角行きましょう」

 話を聞いていた鉄之助が側に来て言う 

「そうだな、総司頼むよ、送ってくれるんだろ?」

 歳三が総司に言う

「ああ、指揮官に頼まれてるし頼まれなくても送ってる」

 笑顔で言う総司 

「じゃあ早速行こう」

 総司が言う 

「じゃあ総司、地図を持って行く場所を指して、他は皆総司を掴んで」

 総司が指示する 

「指したぜ」

 総司が言う 

「捕まったぜ!」

 歳三が言う 

「何時でもどうぞ」

 鉄之助が言う 

「じゃあ行くよ」

 そう言うと総司に捕まりスイッチを押す総司
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