月華に散りゆく者達
「さあ始めよう!」

 そう言うと構え歳三の方に歩き出す九条 

「くっ!でも遠くから雷うってりゃ行けるぜ!雷のカード、カードオン!雷!」

 そう言うとカードを刀に入れて雷を落とす歳三 

「ふっ!」

 雷を軽くかわす九条

「なっ!まぐれまぐれ!雷」

 雷をかわした事に少し驚くがまた雷を落とす歳三

「何度やっても無駄だ!」

 また軽くかわす九条 

「何なんだよあんた一体!」

 歳三が少し焦り言う 

「では俺から行くぜ!」

 そう言うと走りだし刀を斜めに振り下ろす攻撃をする九条 

「あんたと同じ手を使わせて貰う!」

 そう言うと攻撃に合わせて九条の後ろに早駈けで回り込み攻撃を仕掛ける歳三 

「甘いな!でや!」

 すると歳三の攻撃に合わせて早駈けで回り込み連続攻撃を仕掛ける九条 

「なっ!ぐあっ!」

 攻撃を食らい悲鳴をあげる歳三 

「どうした!ほら!ほら!これで終わりだ!」

 連続攻撃の最後に歳三を吹き飛ばす攻撃を繰り出す九条 

「ぐあああ!」

 攻撃を食らい悲鳴をあげながら吹き飛びそのまま倒れる歳三 

「さあっ!最後は君だ!」

 九条が総司に言う 

「くっ!」

「総司!鉄之助も歳三も僕が診るよ!必ず倒して!」

 総司が総司に叫んで言う 

「君は総司と言うんだな?歳三とやらも鉄之助とやらも倒した!俺が勝ったら命は取らずにすぐに帰してやる!怪我治して修行を積んでまたいつでも挑んで来い!こんなでかい口叩いても君に負けたら意味が無いがな」

 九条が言う

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