月華に散りゆく者達
第9の任務と修行
 九条との闘いから一夜明けた次の日 

「ああっ!体中痛い!」

 総司が布団の中で言う 

「うるさい!俺だって痛いよ!俺と鉄之助は怪我が酷くて治るまで任務に出れないんだからな!お前は軽い怪我で済んだからまだ良いけどよ!」

 歳三が総司の言葉に怒り言う

「いくら軽めの怪我でも痛いもんは痛いよ!」

 総司が愚痴る 

「全く、大の男が騒ぐんじゃない!」

 歳三が怒り言う 

「だって」

 総司が小さい声で言う 

「大丈夫総司に歳三?」

 いきなりキンが部屋に来て言う 

「キン!どうしたんだ急に!?」

 総司が驚き聞く 

「未来の総司が訪ねて教えてくれたから来たの!」

 キンが総司に言う 

「そうか、わざわざありがとう!」

 総司がキンに言う 

「総司!歳三!」

 総司が二人の名前を呼びながら駆けて来る 

「どうした慌てて?」

 総司が聞く 

「未来から医療機具持って来たぞ!」

 総司が言う 

「何だ?いりょうきく?」

 総司が首をかしげる 

「レントゲンって言って体の内部を見れる機械でそれを父さんに携帯用にして貰ったんだ!後薬を出す機械!」

 総司が言う 

「よく分からないけど役にたつんだろう?なら歳三がら使ってやってよ!」

 総司が言う
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