月華に散りゆく者達
「暑いな」

 斎藤が言う 

「そうですね」

 総司が返す 

「思ったんだけどさ、総司のきかいで丘に行けば良くない?」

 総司が言う 

「それは無理だ!総司君のきかいはその場所を知ってるか地図があれば行けるだろ?俺はその場所を知らないから思い浮べる事が出来ないし地図も持っていない!だから歩いて探すしかない!」

 勇が言う

「何だよ」

 総司がだれる 

「機械なんかに頼らず歩く!この時代の人は歩いてるだろ!」

 総司が総司に言う 

「良い事言うな総司君!未来人なのに感心だ!」

 勇が笑顔で言う 

「小高い丘はあれじゃないか?」

 斎藤が言う  

「行ってみよう!」

 勇が言い皆で走る 

「でや!は!や!」

 謎の人物が修行している 

「あれか?」

 斎藤が勇に聞く 

「ああ!」

 勇が答える 

「よし!行こう!」

 総司が言い皆で近づく 

「誰だお前達?今俺は修行中だ!邪魔するなら殺す!」

 謎の人物が凄い剣幕で言う 

「あんたを捕まえに来た、一条!」

 勇が言う 

「もしかして白の組織の奴らか?」

 一条と呼ばれた人物が聞く 

「ああ!」

 斎藤が言う
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