月華に散りゆく者達

「ぐあっ！」

　攻撃を食らい悲鳴をあげながら吹き飛びそのまま倒れる総司　

「貴様はまんまと俺の仕掛けた罠にハマり一度も受けてない攻撃は食らうと
　思い込んだ！それが敗因だ！」

　一条が言う　

「くっ！」

　総司が悔しがる　

「くっ！くそ！まだ、まだ終れない！」　

　勇が言立ち上がる　

「ほお？まだ喋る元気があるか？ならこれでどうだ？」

　一条が勇を吹き飛ばす攻撃を放ち勇の骨が折れてる所を足で踏み付ける　

「があああ！ぐああああ！」

　勇があまりの苦痛に凄い悲鳴をあげる　

「や、止めろ！止めてくれ！」

　総司が顔を上げて必死に訴える　

「くそ！まだ終わりじゃないぞ！」

　斎藤がよろよろと立ち上がる　

「まだ立ち上がれる力があるか？寝てろ！」　

　そう言うと走り斎藤を斬り上げる攻撃を放つ一条　

「ぐはっ！」

　悲鳴をあげながら宙を舞い地面に落ちる斎藤　

「おらっ！おらっ！おらっ！」

　倒れてる斎藤の腹を何度も蹴る一条　

「がはっ！はっ！ぐはっ！」

　何度も蹴られ血を吐く斎藤　

「止めてくれ！もう止めてくれ！くそ！動けよ俺の体！あいつを倒さなきゃいけないんだ！」　
　
　必死に訴える総司　

「組織の人間は殺せと任務を受けている！まず手始めにこいつを殺すとしよう、死ね！」

　そう言うと斎藤に向けて刀を振り下ろす一条　

「止めろぉぉぉぉぉぉぉぉ！」

　総司が叫ぶ