月華に散りゆく者達
「はっ!」

 いきなり蒸が現れ一条の刀を弾き飛ばす 

「むっ?誰だ貴様?」

 一条が聞く 

「俺は白の組織に所属する山崎蒸だ!」

 蒸が言う 

「誰だ?見ない顔だ」

 総司が聞く 

「総司と会うのは初めてだな?宜しく!山崎蒸だ!」

 蒸が挨拶する 

「お前もすぐに殺してやる!はっ!」

 そう言うと刀を拾い早駈け三倍で走り出す一条

「隙だらけだ!」 
 
 そう言うと足払いをする蒸 

「おわっ!」

 足払いをされて転びそうになる一条 

「ふん!」

 足払いで出来た隙を突いて一条を吹き飛ばす攻撃を放つ蒸

「ぐあっ!」

 攻撃を食らい吹き飛ぶが受け身を取る一条 

「もうお前に勝つ見込みは無い!大人しくしろ!」

 一条が吹き飛ぶと同時に駆け出し受け身を取る一条の首に刀を突き付ける蒸 

「くっ!俺の負けだ!好きにしろ!」

 一条が刀を捨て言う 

「では白の組織で情報を吐いて貰おう!」

 蒸が言う 

「大丈夫か皆?」

 新八が現れ言う 

「何故永倉が?」

 斎藤が言う 

「総司君に呼ばれて皆で救助さ」

 新八が言う 

「そうか」

 斎藤が言う 

「さあ帰るぞ!」

 蒸が言う
< 200 / 302 >

この作品をシェア

pagetop