月華に散りゆく者達
「ただいま」

 本部に帰り言う総司 

「お帰り総司達、あっこれ返すよ!ありがとうな!指揮官の分も合わせて返すよ」

 歳三が総司に携帯を二台渡す 

「何だこれ?」

 総司が聞く 

「説明しても分からないだろ?」

 総司が言う 

「まあ」

 総司が返す 

「簡単に言うと、これを持っていれば離れてても話せるんだよ」

 総司が説明する 

「凄いな、それを何故歳三と指揮官が持ってたんだ?」

 総司が聞く 

「実は総司にだけ内緒の極秘任務を歳三が受けていて黒の組織に寝返ったふりして潜入して情報を流してたんだ」

 総司が説明する 

「何で俺だけ!」

 総司が怒る 

「だって話したらバラしそうだしそれに総司とは本気で戦いたかったからさ、俺も近藤さんの元で修行したしさ」

 歳三が言う 

「そうか」

 総司が言う  

「まあ任務で良かったよ、歳三が本気で寝返ったと思って心配したよ」

 総司が言う 

「悪かった」

 歳三が謝る 

「指揮官大変です!我々が昔から追っていた闇の組織が黒の組織の生き残りと手を組み漆黒の組織と名乗り行動を開始しました!例のあれを探し始めた模様です!」

 組織の情報員が慌てて現れて指揮官に言う 

「分かった!弱い敵は沖田君達に任せて強敵は山崎君に任せるんだ!私も計画を進める!」

 指揮官が指示する
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