月華に散りゆく者達

「親父！出来たか？」

　ゲーセンから帰って来て聞く総司

「出来てるぞ！」

　笑顔で総司に返す修司

「ありがとう」

　総司がお礼を言う

「後ついでにジュース製造マシンも作ったぞ！
　このマシンで飲みたいジュース名を打ち込めば
　すぐ出来る！」

　笑顔で発明品の説明をする　　

「サンキュ！親父！んじゃ行くわ！」

　そう言うとタイムマシンに乗り過去に行く総司

「行っちゃったか」

　そう独り言をつぶやく修司

「ふぅ、着いた！後はこのボタンを」

　過去に着いて独り言を言いながらワープする総司　　

「お帰り総司」

　帰って来た総司を出迎える最三　　

「ただいま」　　　

　笑顔で返す総司

「何だ？その箱？」

　総司が持っている物が気になるのか聞く歳三

「これは冷蔵庫と言うんだ！物を入れると
　冷やしてくれる！俺の時代にはなくては
　ならない物だ！これは親父が
　発明したジュース製造マシンだ！」

　総司が説明する

「よく分からないな」　　　　　　　

「実際体験すれば分かるよ！ほら、コーラって
　言うジュースだ」

　マシンを動かしジュースを歳三に渡す

「美味いのか？」

　歳三が不安がって聞く　　　

「美味いさ」

　総司が笑顔で言う　　

「どれ？」

　恐る恐る飲む歳三　

「美味いだろ？」　

　歳三に聞く総司　　

「美味い！美味すぎる！」

　歳三が感激して言う

「だろ？チャンバラした後またあげるよ」

　総司が笑顔で歳三に言う　　　　　　

「ありがとう」

　総司の言葉にお礼を言う歳三　　

「これが当たっても痛くない刀だ！
　斬った感触や手応え、斬られた感触
　は本物と同じだ」

　総司が歳三に説明する　　　　

「これもお前の時代にあるものか？」

　歳三が聞く　

「親父が開発したから２つしかないよ」

　総司が歳三の質問に答える

「総司の父親は素晴らしいな」

　歳三が感心して言う