月華に散りゆく者達
「息子の話を信じろよな!」

 総司がむくれる

「まぁしょうがないさ!タイムマシンの
 存在を知らないからよあいつは!
 でも体験したら腰抜かすぜあいつ!」

 修司が笑いながら言う

「あはは、そう言えば結局僕が過去で出会った
 人物達が後の新撰組か、出会った総司が先祖なのか新撰組の
 沖田総司かどうか分からなかったよ」

 総司が言う

「まぁ多分後の新撰組だろう?じゃなきゃ
 あんなに同じ名前ばっかの奴が居る組織
 無いだろう?それに出会った総司が先祖
 の総司だよきっと、んで新撰組の沖田総司だ!」

 修司が言う

「まぁ真相がどうあれ謎だけどね」

 総司が言う

「謎のままが良い真相もあるさ」

 修司が言う

「だね、じゃあご飯食べに行こう」

 総司が言い二人で作業室から出て家の中に入る

「今日は高いうなぎを貰ったからうな重にしてみたの」

 母が言う

「おっ!うまそうだな!でも昔の時代のうなぎに勝てるかな?

 修司が言う

「何変な事言ってるのよあんたは?」

 母が気持ち悪がる

「確かに、あの頃のうなぎは凄く美味しいもんね」

 総司が笑いながら言う


< 299 / 302 >

この作品をシェア

pagetop