月華に散りゆく者達
「ふぁ~、朝か?今日は任務だ!
 おい!総司!歳三!起きろ!」

 総司が早起きしアクビをして大きな
 声で総司と歳三を起こす     

「俺は直接任務に行くわけじゃ
 ないから起こさないでよ」

 総司がだれて言う

「あん?任務にはまだ早いだろ?」

 歳三はまだ寝たいのか
 気の無い返事をする

「良いんだよ歳三!総司には一瞬で
 移動出来る便利な奴で移動に必要なんだよ」

 総司が強めの口調で二人に言う

「まあ俺が未来に帰ったら総司達は
 使えないから良いか」

 しぶしぶ起きる総司

「近藤起こして来る」       

 そう言うと出て行く総司

「おい!こんな朝早くに怒られるぞ!」

 出て行く総司に言う総司  

「おーい!近藤!おき!ぶべっ!」  

「起きとるわ!」

 しょうじを開けて言い掛けてる
 総司の顔を叩く勇

「不意討ちは卑怯だ!」

 総司が顔を叩かれて怒る       

「ぷっ!不意討ちかこれ?」

 勇が笑いながら言う

「任務だ!早く行こう!」

 総司が勇をせかす

「まあ焦るな総司!飯食って力入れて
 少し休んで出発だ!総司君あの便利な
 奴で行ってくれるんだろ?」

 勇が言う 

「ああ」

 勇の言葉に返す総司    

「じゃあ十分時間が取れる!」

 勇が真面目な顔して言う


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