月華に散りゆく者達
「死にたいか?」

 斉藤が笑顔で刀を構える

「死にたかないさ、家族が居るからな」

 東条が言う

「じゃあなぜ悪業をする!」

 斉藤が強く言う

「金の為に仕方なくだ!裏切ったら組織に消される!」

 強く言う東条

「ほう!ならここで死ぬのと話して自由になるのとどっちがいい?」

 笑顔で言う斉藤

「くそ!」

 舌打ちする東条

「我々が君と家族を何を置いても守るから話してくれないか?」

 指揮官が優しく言う

「本当に守ってくれるんだろうな?佳代にお千代に俺を!」

 強く言う東条

「ああ、約束する!仕事は一から探せばいい」

 真剣な顔して優しく言う指揮官

「本当に守ってくれるんだな?」

 東条が聞く

「私達は村人を守るのも仕事だ、全力で守ろう」

 優しく言う指揮官

「ならあんたを信じて話すぜ!」

 そう言うと話す東条

「新たに情報が入った!斎藤君が東条を尋問して三日後にこの村に
 ある男が来る!その男は西條と言い黒の組織の一人だ!
 沖田君、土方君、斎藤君で戦って貰う!!
 沖田君!土方君!これを!」

 そう言い刀とカードを二人に渡す指揮官

「これは近藤と同じ刀?」

 総司が指揮官に聞く

「ああ!カードは雷、氷、炎、水を渡す!近藤君か斎藤君に使い方を習ってくれ」

 指揮官が説明する 

「分かりました!」

 二人が言う




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