月華に散りゆく者達
 それから3日後

「とうとうこの日が来たな」

 総司が歳三に庭で言う

「そうだな」

 歳三がそれに返す

「よぉ!もお起きたのか?」

 斉藤が出て来て二人に言う

「おはようございます!」

 歳三が挨拶する

「今日の敵は調べた所結構腕の立つ剣士だ!だから俺達
 3人で迎え撃つ!!キツイ場合は近藤が加勢してくれる」

 真面目な顔して斉藤が言う

「そんなに手怖い相手なのか?」

 総司が聞く

「剣術なら俺達の誰か一人が戦えば圧勝だろう」

 真面目な顔して斉藤が返す

「え?なら何で?」

 総司が聞く

「カードだ!西條はカードと剣術の組み合わせに長けている
 だから一人や二人だと負ける可能性がある!もしかしたら
 俺達3人でもキツイかも知れない!」

 真面目な顔して言う

「そろそろ来る時間じゃないですか?準備しましょう」

 歳三が割って入る

「おし!行くか!」

 斉藤が言うと皆で仕度をしに行く




< 56 / 302 >

この作品をシェア

pagetop