月華に散りゆく者達
「此処が酒場か?」

 酒場に着き言う歳三 

「早く逃げよう!暫くしたらまた戻れば良い!」 

 そういうと酒場を出る神谷 

「あっ!人が出て来た!あの人に聞いてみよう!あのすみません!
 神谷さんって方知りませんか?」

 そう言い聞きに行く歳三

「神谷?俺だが?」 

 聞いてきた歳三に答える神谷

「貴方が神谷か?俺は白の組織の者だ!」

 歳三が言う  

「くそ!おい!お前!行け!」

 神谷が一緒に居る少年に言う 

「わ、分かりました」

 少年が怯えながら前に出る 

「時間稼ぎしてろ!」

 神谷が言う 

「む、む、無理です!」

 そう言うと怯えながら後ろに下がる  

「使えない奴だ!」

 そう言うと刀を抜き前に出る神谷


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