愛し


「じゃ次は奈由の服を買いに行こうか」

「うん!!」


→→


「な…ち…助け…てっ」


と服のかたまりが近づいてきた。


「…奈…由?」

「那智…っ」


「ぷっはははは」


「笑って…ないで…助け…て…」


「あ…ぁっあ…ごめっん…くくっ」


「すみませっ…ん」

と笑いをこらえつつ

近くにいた定員に
全ての服とクレジットカードをレジへ持って行かせた。


「ふーっ助かった
ありがとう那智…って服は?」



「レジ」


「え!?あんなに買わないよあそから2、3枚選ぶだけだし!!」


定員を呼ぼうとする奈由の口を口で塞いだ。

゙ちゅうぅ゙

「んん!?」

゙ちゅぱっ゙

「今日服を選んでくれたお礼に服は僕が買うよ」


「……ーっキスし…た
ってじゃなくて、だめだよお金っ…」


゙ちゅぱちゅうぅちゅぐ

「んんっはぁ…んっ…っ」

「僕から奈由へのプレゼント」


「あっ…りがとう」

と顔を真っ赤にしてうつむいて言った。
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