濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-
祭壇の前では、お母さんから翔ちゃんへと受け継がれ私は翔ちゃんの腕に自分の腕を絡めた。
そして式は進められ、誓いのキスをして式は最終段階へと突入した。
親族や来賓された方々へと向いて、翔ちゃんと頭を下げた。
最後にバージンロードを翔ちゃんと歩いて行く矢先の事…。
「きゃっ?!翔ちゃん?!」
「抱っこ、好きだろ?」
沸き上がる拍手と歓声の中、翔ちゃんにお姫様抱っこをされチャペルを後にした。