濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-
楽しく食事を食べ終えて、お風呂も済ませると二人でソファーに座りテレビを見る。
この時間がたまらなく好き。
ずっと毎日こうして一緒にいられるのかと思うと、嬉しくて仕方ない。
「ねぇ、翔ちゃん。何があっても…私の事離さないでね」
「ああ。離せ言われても、離すつもりねぇからな」
「ありがとう」
私、時々不安になるんだ…。
ずっとこうしていられるのかなって、思う事が、あるんだ…。