濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-


「どうした?不安か?」


「…なんだろう、よくわからないたまに不安に襲われちゃって…」


「どんな不安だ?不安には原因が色々あんだろ」


「それが、わからないの…」


「フッ。なんだそれ」




翔ちゃんは私の肩を抱き寄せ、小さく笑いながらテレビを見てる。


どうかずっと、こんな日が続きます様に。


ずっと、翔ちゃんと一緒にいられます様に。



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