濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-
結局朝まで爆睡してしまい、目が覚めると翔ちゃんは仕事に行っていなかった。
その日だけでなく、次の日の朝に帰宅予定していた翔ちゃんが帰って来なくて夜遅くに帰って来た。
その次の日は翔ちゃんがお仕事夜からだったんだけど私は仕事だったから顔合わす事はなかった。
そんなこんなで、二人でまったり出来る時間が殆どなく擦れ違いが続いた。
お仕事だって、わかってるつもりだけど…私…どこか…不安だったりして…。
こんな自分が嫌いだよ…。