濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-
「ま、またそんな事言って//」
「もうそろそろ、限界なんだがな…これ以上焦らされたら、乱暴に抱いちまいそうだ」
俺の言う一言一言にいつも反応を見せ、真っ赤になる所がまた可愛くて仕方ねぇ。
一日も早く、この手でお前に触れたい。お前の鳴き声を聞きたい。
俺の腕の中でよがるお前を見てみたい。
「け、け、怪我が治ったらねっ。それまでは、ダメなんだから///」
「…逃げやがった」
紗耶は無理矢理俺の腕からすり抜けリビングへ入ってった。