最強女子はNo.1!?
じゃなくて!!
「ちょっ…んん!?!?!?!?!?」
ちょっと充、何言ってんのよ!?と言おうとしたら塞がれた。
しかも唇で………。
「ん…ちょっ………みつ…」
ってオィィイイイ!!!!!!
超☆濃厚!!なんですけど!?
抵抗しようとしても舌を絡められて出来ない。
イヤァァアアア!!!!!!!!!!
みんな、見ないでー!!
数分後、ようやく離れた。
ヤバい…酸素不足で死ぬかと思ったよ………。
ゼェハァと荒い呼吸を繰り返しているあたしの横でなんともない顔をしている充にムカつく。
睨もうとしたらなぜか浮遊感。
へ?
「んじゃ解散」
と頭上で充の声がするではないか。
おそるおそる顔を上げれば充の綺麗な顎のラインが。
そして膝裏、背中に廻っている充の腕。
俗に言うお姫様抱っこかぁ!!!!!!(注:決して喜んでいるわけではありません)
みんな騒げないほど放心してるし…。
放心してる皆さんを放ってあたしをお姫様抱っこしたまま体育館を後にしたあたし達。
てかいまさらだけど………恥ずかしい!!
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