最強女子はNo.1!?
落ち込んでいるとドア越しからイライラしているであろう萩斗の声が。
「まだぁ?」
これ以上待たせるとヤバいっ!!
本能がそう察知したので慌てて出たが…
「……………」
沈黙。
え…いくら似合わないからって沈黙はなくないですか?
むしろ、似合わないって言ってくれた方がよっぽどマシなんですけど…。
「似合いすぎ…」
萩斗のそんな言葉は落ち込んでいる萌架には届かないのでした☆
あれから強引に萩斗に教室へ連れていかれ入った瞬間、固まったみんな。
傷ついたよ………。
もう心はズタボロさ…。
傷心しているあたしを他所に模擬店メンバーは………
「おい…めちゃくちゃ似合ってるよな?」
「あぁ…似合いすぎてお持ち帰りしたい、みたいな?」
「それ分かる!! あんなんで『お帰りなさいませ、ご主人様♪』なんて言われたら…」
(みんな想像中)
『『『イイッッッ!!!!!!』』』
全員一致でハモりました☆
「てかさー…言ってもらわね?」
誰かの提案にみんなが頷いた。
そんなことを知らない萌架は落ち込んでいたのでした。
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