最強女子はNo.1!?
「だから…妬いたの?って」
あぁ…そういうこと。
「………妬いたかどうかは内緒。 てか分かるでしょ?」
そう言えばパァッと明るくなった充。
こんなにも分かりやすくなって…成長したのか?
ってあたし、おばさんくさいな。
まだピチピチの高校生のハズなのに…もう老化が始まってるとか?
………ないわー。
てかそうなら萎えるわ。
マジ萎えするんですけど。
「てことは妬いたんだ。 へぇ、萌架がねぇ?」
………あ、久しぶりにドSが降臨してる。
ぅわー………。
「お久しぶりです」
あ、つい言っちゃったよ。
見てよ、充も『は? コイツ何言ってんの? 頭大丈夫?』的な感じで見てるし。
って見れないね。
ぅん、ゴメンね。
悪気は全く以ってないんだよ。
「ゴメン、ただの独り言だから気にしないで」
独り言だから気にしないで貰った方があたし的にもいいし。
てかむしろ気にしないでほしい。
にしてもホントに久しぶりなんだよな、ドSの充は。
最近、甘々デレデレばっかだったから。
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