最強女子はNo.1!?

「だから…妬いたの?って」


あぁ…そういうこと。


「………妬いたかどうかは内緒。 てか分かるでしょ?」


そう言えばパァッと明るくなった充。


こんなにも分かりやすくなって…成長したのか?


ってあたし、おばさんくさいな。


まだピチピチの高校生のハズなのに…もう老化が始まってるとか?


………ないわー。


てかそうなら萎えるわ。


マジ萎えするんですけど。




「てことは妬いたんだ。 へぇ、萌架がねぇ?」


………あ、久しぶりにドSが降臨してる。


ぅわー………。


「お久しぶりです」


あ、つい言っちゃったよ。


見てよ、充も『は? コイツ何言ってんの? 頭大丈夫?』的な感じで見てるし。


って見れないね。


ぅん、ゴメンね。


悪気は全く以ってないんだよ。


「ゴメン、ただの独り言だから気にしないで」


独り言だから気にしないで貰った方があたし的にもいいし。


てかむしろ気にしないでほしい。


にしてもホントに久しぶりなんだよな、ドSの充は。


最近、甘々デレデレばっかだったから。





.

< 183 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop