最強女子はNo.1!?
夜の8時だなんて………
「誰か嘘だと言ってー!!!!!!」
と叫んだ。
楓は…まぁ色々あって慣れてるのでビクッとすることもなく………虚しく保健室内に反響したのだった。
あぁ………なんて虚しい…。
てことはよ?
「んじゃ校舎内には先生達以外に誰も残ってないってこと?」
そうなるよね?
「ん」
………そう言われてなぜか指さされたあたし。
人を指さしちゃいけません!!って習わなかったのかな?
とか思いつつ楓を見る。
「……………」
だが沈黙で一向に口を開こうとしない。
こうゆう時の楓の考えはまったく読めないので聞くしか方法がない。
「"ん"って何? しかも人を指さして」
そう問うて返ってきた答えは
「いるじゃん、ここに。 "生徒"が」
あぁ…そういう意味。
って確かにあたしは先生以外で校舎内にいるけどさ…
「あたし以外の人のことを言ってるのー!!」
さすがに自分自身くらいは分かるよ!!
え、何コレ、あたし…馬鹿にされてんの?
いや、楓のことだからそれはないか。
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