最強女子はNo.1!?

「先生ー、この呼び出し、何なんだよ? ドスが効いてたから思わずダッシュで来たし…」


と一人の男がそう言えば周りのみんなも同感といった感じで頷いていた。


あぁー、あたしのせいだ。


「うん、ゴメン」


とゆう訳で謝ったのだが…生徒はハテナを出しているようだ。


それもそうか。


まぁ普通に先生に言ってるのに関係ないようなヤツが謝ったらビックリするか。


なんて思いつつもみんなから視線は逸らさない。




誰一人としてこの沈黙を破ろうとしないためなんか妙な空気に包まれている。


理由まで話さなきゃ理解しないのかな?


それならしょうがない、か。


ということで。


「この呼び出しの放送の原因、あたしなんだよね」


と言ったところ


「あ、そーなのか? なら別にいいや」


と批判の"ひ"の字すら出てこずに納得された。


まさかの批判ナシにあたしはビックリ。


「萌架ちゃんみたいな可愛い子に呼び出してもらえるなら大歓迎だから」


とまで付け加えられた。


可愛い子って………お世辞ありがたいけどマジで言ってるのなら眼科行きオススメする。





.

< 192 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop