最強女子はNo.1!?
その確認は見事当たることとなった。
「なんでそれ知ってんの!? 鋭い勘!?」
………なんだか阿呆な充を見た気がするが気にしないでおくか。
ハァ…とため息をつき、充から視線をずらす。
まさかあの時の少年が充だったなんてねー………。
意外も意外、いいとこだよ。
──────────
─────………
White roseに入る前、むちゃくちゃ荒れてたあたしは恐れられていた。
だからちょこちょこ変装して色んなとこに出没していた。
多分その時に出会ってたんだ。
──────────
─────………
普通に屋上から飛び降りてたりしたしなぁ。
あの時は屋上の1番高いとこから空を見上げたりするのが好きだったし。
同じ時期に荒れてたなんて…ある意味凄いよね。
そのことを充に話せば目をパチクリさせている。
………別に変顔とかしてほしい訳じゃないんだけどな。
充の前で手を振ってみるがまったくもって反応ナシ。
ちょっ…コレ、かなり悲しいんですけど。
え、何、放置プレイとか言っちゃう?
なんかヤダ………。
.