最強女子はNo.1!?

「うん、そうだけど?」


もちろん、考えあっての答え。


「じゃあ…「今さっきのが最後の質問でしょ?」


煉弥の言葉をそう遮った。


すると黙って聞いていた萩斗が口を開いた。


「じゃあオレからの質問は?」


ぉ…そうきたか。


萩斗って結構頭いいのかな?(軽く失礼でしょ!! by.きょぉ)


「んー…いいよ」




そう言うと悪魔の笑顔を見せた萩斗。


残念だけど…萩斗が聞こうとしてる質問の答えはもう用意してあるんだよね。


「なんで屋上から飛び降りれるの?」


やっぱりね。


「あたしと煉弥が義理の兄弟ってのは知ってるよね? あたしは前の家族に捨てられて煉弥の家族に拾われたんだ…ってそこは関係なくて」


一息ついて口を開いた。


「前の家族のとき、習い事ってゆう習い事は全部させられてたんだよね…。 ピアノ、茶道、華道、柔道、剣道、合気道、空手とか…ね。 だから屋上から飛び降りても平気なワケ」


あたしが言っていることは全部間違いなんかじゃない。


全部習わされてきている。


だからあたしにとったら普通のこと。





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