空前絶後の1日
0章 今までの気持ち


ジリジリと蒸し暑い。

セミがうるさい。


「なんで、」

なんで私、
こんなに一生懸命に
自転車こいでるんだ?


「はぁ、」

やっと坂を上りきった。

あぁ、あいつの為か。

私は今日も、


あいつのために
自転車をこいで

学校へ向かう


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