あなたがいてくれたら





心のどこかで光輝がいれば
友達とか今更どうでもいいって

何も知らず、
強がってた自分が恥ずかしい…。


私はあゆみと抱き合いながら
いっぱい泣いた。


そしてお互いに

『…ごめんね……っ』
て繰り返しながら泣いた。


ずっとそばで優しく見ていた光輝が、

『お前ら、腹減らないか?
 俺が奢ってやるから飯食いに行こう?』

って私は鼻声で、

『たまには光輝もいい事言うよねっ!!』

って冗談を言いながら3人で
ご飯を食べに行った。





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