惚れたあなたは、王子様
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-彩斗side-in屋上

「見た?あいつの顔?」

「あぁ。見た見た。」

「マヂうけるし」

「キスにそんなになれてねぇの

かねぇ?」

「なれてねぇんじゃね?」

「うわぁ」

「何日ぐらいで落とすつもりよ

?」

「今回は手ごわいかもな」

「なんで?」

「だってさ、俺に敵意むき出し

だぜ?」

「まぢかよ!今までにねぇタイ

プじゃん」

「あぁ。でも手に入れて、すぐ

に捨ててやるよ」

「Σおぉ!また怖いコトいうね

ぇ。」

「お前もだろ?」

「俺はいったん休憩中なの」

「めずらしい」

「疲れたから」

「前の奴が手強かったからな」

「俺も、こいつ落としたら、た

ぶんお前みたいになるな(笑)



そういいながら、彩斗は姫奈の

写真をぴらぴらとよこに振った

そうして、その写真に写ってる

姫奈の顔にパチンっとでこピン

をした。

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