惚れたあなたは、王子様
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≪彩斗くんside≫

ホテルのフロントを抜け

海へ向かった。

「うわぁ~」

「なっ^^綺麗だろ!」

「たしかに~。」

「俺のいったことは正しかった

!」

「今日だけでしょ!」

「ちがうし!」

「それよりもっと近くに寄ろう

よ!」

【どっきゅーん!!】

今の笑顔はやばいぜ・・

「ぉぅ・・」

自然と声が小さくなってしまう

俺・・

姫奈はトコトコトコと海へ近づ

いては。

『ギャぁー!!』

と奇声を発しながら。

波から逃げていた。

可愛いな・・

『ばしゃ!』

「なっ!」

「なにぼーっとしてんの?」

「ぼーっとなんかしてねぇし!



「ったく。髪の毛ぬれたじゃね

ぇかよ!」

「いいじゃん!かっこいいよ!



ぇ?今なんて?

「もう一回言って?」

俺がそういうと。

「////」

顔を真っ赤にしている姫奈。

「なぁ?」

俺が近づくと真っ赤な顔がさら

に真っ赤になり、はじけてしま

いそうになっていた。

「かっこいいって?」

「かっこよくない!かっこよく

ない!いまのはいい間違えただ

けだし!」

「へぇ~」

俺が笑顔で姫奈をみると『プィ

』っと顔をそらした。

「まぁいいやっ!戻るぞ!朝食

に間に合わなくなる」

「あぁ」

「もっと『うんっ★』って可愛

く言ってくれても「ぜってぇ。

ヤダ!」

そんなトコがいいんだよな^^

でもたまには・・

ぅんぅん。

これでいいんだ!姫奈は!
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