惚れたあなたは、王子様
「ちょっ!!!」

私の中で何かがプチっと切れた

「やめなさいって!言ってんで

しょうが!!!!」

必殺。『○○蹴り』

「!!!???」

「どうだっ!!」

「痛ってぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

その大声にクラス中がこっちを

向く。

「どうしたんですか彩斗様!」

「ッッッ。。。(涙)」

「ざまーみろ!」

「くっそ。ちょっとキスしたぐ

らいじゃねぇか!」

その奴の一言を聞いた取巻きが

私を凄い眼光で見てくる。。

「あなた。彩斗様とキスしたの

!?」

「なんてゆーことッ!」

「ふざけないでよ!!」

って私からやると思いますか?

「思うわよ!」

「ぇ!また声に!!」

「ちょっとあんたのせいよ!」

と私が奴に言うと。

「だって///」

は?なに赤くなってんの?

あぁ。

そんなに私に負けたことが悔し

いのか!

そうかそうか!!!

そのまま林檎みたいになって、

熟して破裂してしまえ!

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