約束 ~生きていく君へ 余命半年と告げられて
生きていく意味~亮
俺は、自分でいうのも何だけど
けっこうモテモテ。
まぁ相棒の温人がクールな分
俺は愛想よく女の子達に
対応する。
俺達が揃うとまわりの女子達
が黄色い悲鳴をあげる。
高校入学の日。
それは、中学の時と何も変わ
らなく続いていた。
教室の中のウザさに温人が
「亮行こうぜ。」
そう行って廊下に出ようと
した。
そこに息切らせながら教室に
入って来た君。
温人にぶつかり、
温人のシャツにほんのりKISS
マークを残した。