星に願いを～夜空の光～

５月

「最近どんな感じ？？」
俺は松にメールした。
正直俺は、
しんどかったし、一緒の住宅販売の松がどんな調子かも、気になっていた。

「いたって普通だよ。寺、なんかあったの？？」

「俺、正直、この仕事向いてないかもしれないわ。なんか、しんっどいわ」
そう送った。
ほんとに、そう思っていたし、しんどかったのも、事実。

「まだ、やめるとか、考えるなよ。まだ始めたばかりだし、様子みなよ。話は聞くからさ。」

そういって、俺は励まされた。
それで、ちょっと冷静になったのも確か。
もうちょっと頑張ってみるか。

そんな風に思った。俺って単純かもな・・・。
五月病かもしんないし。
そう思って、また、毎日仕事に慣れようとした。
自分をなだめては、また凹み、なだめて、凹む・・・。

でも、もしかしたら、自分は変われるかもしれないから。
俺は、もっと輝きたい。
そう思っているから・・・



涼は、前の仕事の時、人と接することがうまくできなかった。
会話が弾まなかった時もあった。
人と距離ができていたきがした。
とにかく、自分らしくないと、自分で思っていた。

それで、接客という職種を選んだのかもしれない。