どんなあなたでも好き
そんなお母さんとは逆に私は今の状態に焦っていた。
「ヤバイヤバイ。どうしよ~(泣)時間ないぢゃん…グスン」
そう落ち込んでいたときに,ふと部屋に掛けてある時計を見たら
「7時10分になってる~!!!(泣)」
そして急いで学校に行く準備をした。
これが私の高校生になった初日の朝だった。
私の名前は松永陽南(16)。父・母・兄・私・弟の5人家族で住んでいる。
父は会社の社長さんなんだ♪
だから一応これでも令嬢なんだけど,全然見えないよね…(笑)
でも今に始まった事じゃないし,みんなからは“親しみやすい令嬢”って言われてんだ♪
だから今の私を変えたいなんて思ってないんだ♪
だってそれが私だし,私の個性だもん!