先輩と俺の関係




「先輩」

入って来たのは昨日出会った琉生くん。

「琉生、お前…」

ギロリと琉生くんを睨み、低い声でそう言った。


「先輩、着替えて学校行きましょう♪」

鈴を無視して琉生くんは、私の手を取り起こしてくれた。

「ありがとう…?」

「早く着替えて学校行きましょう」

鈴の腕を乱暴に掴み、琉生くん達は部屋を出ていった。

なんだったんだろう?





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