hikari【短編集】
「やったぁ…やったよ、かーくん!諦めないでやってきたからだよ!!」
「希…俺、マジ嬉しい…」
お父さんがやっと認めてくれたことで、私たちは抱き合って喜んだ。
お母さんには『ラブラブね』って、冷やかされたけど…
私の未来は…
私が決める。
私が選んだのは、世界で一番愛する人と一緒に家庭を作ることだった。
人より早くても、これから生まれてくる子供の子育てで自分の自由を失っても、私は構わない。
だって…
それが私の幸せだから。
「かーくん。」
「ん?」
「愛してるよ♪これからず〜っと、一緒にいようね。」
―END―