CHANGE〜警視庁特殊捜査課〜




「…矢崎教官?」





顔を覗こうと思ったら、教官はスタスタと歩き出した。




なっ…無視!?



ちょっと!!
一体何て言ったのよ!!




唖然と立ちつくしてるあたしに、教官は歩きながらいつもの様に大きな声で言った。




「おい、さっさとしろ!
帰って報告書書くぞ!!」



「あっ、はいっ!」




もう諦めたあたしは駆け足で教官の後を追った。






…今日、教官の事が1つわかった。




“自分に都合の悪い事には、ひたすら無視をかます。”





そんな自分勝手人間とこれからずっと一緒だなんて…




────こうして


あたしの特捜課デビューは幕を開いた。






< 47 / 47 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

翡翠の姫君
*秋空*/著

総文字数/57,760

ファンタジー201ページ

表紙を見る
〜LOVE*スピリット〜
*秋空*/著

総文字数/44,765

ファンタジー105ページ

表紙を見る
翡翠の姫君〜Side*STORY〜
*秋空*/著

総文字数/19,674

ファンタジー53ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop